北陸富山で高性能住宅を手掛ける「いばやし建築」のブログ

住まいは、安全性(構造強度)プラス快適性(最適な温度と湿度のコントロール)そして長期的にランニングコストが抑えられる家を創ることが重要。決して一般の工務店、ハウスビルダー、大手ゼネコンでは絶対真似のできない住まい創りをコンセプトにしています。

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大手の施工不良に大手の下請けも経験して思うこと

平成も終わりに近づきここにきて大手ハウスメーカーの施工不良や不手際が表に出てくるようになりました。
これは下請けを経験した事のある大工ならば今まで表面化されなかったのが不思議か位です。
この業界の本音は下請けを安い単価で無理が利く業者に依頼して利益を多く取れる手段の選択をどれだけ出来るかというシステムが当たり前だからです。
このシステムは誰の為なのでしょうか?
消費者の意識が企業や政治家の姿で国全体の姿なので政治家が悪いハウスメーカーが悪いと言うのは解決策では無いのです。
一生に一度の買い物の家だけではなくて毎日の食事の材料も安い物とたかいものには理由があると思います。
その理由を調べようかな?という少しの手間をかける人が増えてお金を払うから神様だという考え方ではなくて感謝出来る理由も調べて知ることが出来る人が増えれば買う人も売る人も安心の度合いが増えて騙される人が悪い!という考え方の人が減るのではないか?
というわけで自分はどうなんだ?という事ですが悪人ではない人でも考え方は様々なので痛い目にあいながら前には進んでいます。
今までは実績という事に安売りしなければいけないと思い込んでしまい失敗も多く家族に迷惑をかけながら何とかここまで来ました。
これからは価値のある物を造り続けて自信を持ち私の造る家や私に依頼するメリットだけでなくデメリットも伝えてそれが価値だと理解してくれる人に全身全霊を込めていこうと決めました。
大手のメリットデメリット私のようなマイクロバブル並みの工務店に依頼するメリットデメリットを理解してくれる人が増えればそれに対応しなければ利益が生まれないシステムにこれから変わって行く前の膿みが世の中に出ているのではないかと私個人の感想です。