不誠実な人と誠実な人の見分け方。
前回の記事で、エクセルギーハウスを作ろうという本の著者(黒岩哲彦氏)について書きました。
この人物を知るきっかけは建築の未来の形を探している中で、自分だけ地域の一番を目指した結果出くわしてしまった悲劇でした。
当時の私は高性能な住宅の意味も定義も理解に乏しい今考えると、当時はただの世間知らずの勢いだけある思い込みの激しいしかも他力本願大工でした。
前回のブログで書いた内容で善意のある未来を造る為に翻弄している人たちに迷惑をかける可能性があり、その方達に万が一迷惑をかけるのではないか?
そういう配慮に欠けていた事を反省して、伝えたかった事をお伝えさせて頂きます。
エクセルギーは熱力学の概念で黒岩氏が生みだしたものではありません。
私は黒岩氏に基本設計だけで250万円それと別にエクセルギーの設備だけで250万(内訳明細をくれとお願いしたらそんなもんいくらでもかいてやるよ!と切れられたので一体どんな設備かも未だにわかっていません)契約してそれに消費税を加えた金額(当時8%)を先に支払いました。
そのお金を設計料はこちらがおしかけてお願いしたこともあり、返してもらう事は出来なくてもせめて、何も納入されていない設備に関しては返してもらう事は出来るはずだと考えた私は、その事を黒岩氏に伝えます。
黒岩氏は契約してもないお願いもしていない図面を勝手に書いてそれの瑕貸しが300万だと言ってきました。
その300万を返したら設備の250万返してやるよと言って来たのです。
それまで黒岩先生!と敬愛していた自分を恨みました。
何てことをしてしまったのだと、後悔と家族に対する申し訳なさ。。、悔しさ、今でも忘れる事はできません。
そういう事があって私はお金が帰ってくることがないけど、この事を公にすることを決めました。
この事と熱力学のエクセルギーとは何の関係もありません。
もし、エクセルギーに命を懸けて研究されている方々やそれを住まいに活かそうと頑張っている方々に迷惑をかける事だけは何としてでも避けたいと思っています。
私は黒岩哲彦氏の一見良い事をしようとしてるように見せかけて現実は極めて不誠実な振る舞いについて伝えたかったのであり、熱力学のエクセルギーを批判したかったのではない事をあらためてお伝えさせて頂きます。
無知は罪で知らないで人を傷つけたり、迷惑をかける事も大変悲しい事であってはならない事です。
どんな人でも失敗はするけど、現場もブログも丁寧に掘り下げて伝えたい事と伝えたら皆の役に立てる情報を知らしめるようにしていきます。
さて、不誠実な人の見分け方ですが意外と簡単です。
お金の話を早めにする事です。
誠実な人はお金にも誠実です。
写真は今回の記事とは関係ありませんが建設が始まって掘削して捨てコンクリートの段取りをしているところです。
以後もどうかお願いします。