北陸富山で高性能住宅を手掛ける「いばやし建築」のブログ

住まいは、安全性(構造強度)プラス快適性(最適な温度と湿度のコントロール)そして長期的にランニングコストが抑えられる家を創ることが重要。決して一般の工務店、ハウスビルダー、大手ゼネコンでは絶対真似のできない住まい創りをコンセプトにしています。

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鉄筋工事

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建物の墨出しの次は鉄筋工事です。

一般的な木造住宅の基礎の立ち上がりの高さは450~600位ですが、今回水害対策も兼ねているので立ち上がりの高さは2400と高くなり鉄筋の量も一般住宅で2~3t程度の鉄筋量が今回は16.4t(許容応力度計算により耐震等級3をクリアするレベルで)を使用しました。

私が社会人一年生から3年生まではRC造に始まり鉄骨と最後はSRC造も経験していて一日に500㎥のコンクリートを打設する現場も見てきたのでそれに比べると小屋みたいなもんだろうと思いあがってましたが、現場員でやっていた時には現場にラフターやクローラークレーンまで常駐していたので現場がどれだけ大きくても重量物を運ぶ苦労は知る由もありませんでした。

しかし、この現場は大きいとは言え一般住宅です。

レッカーを常駐するような予算はありません、鉄筋が組みあがってどんどん2Dから3Dに変化していく様子は感動するのですが、その感動はすぐに人間が人力で持てる重さの限界の小ささを痛感する事となりました( ;∀;)

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このようにベース筋の両サイドを傘の持ち手のように曲げてそこにスタラップ(壁の立ち上がり)に結束していきます。

つまりベースと一体にしてそれにフックも付けて強度を増しています。

これが結構大変でして、、、。

なんせ、数が多い。

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こんな感じで組みあがっていきます。

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地中梁です。

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だいぶ建物の形が見えてきました♪

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防湿フィルムはベースコンクリートを打設してからまた墨出しをするのが嫌なのでポリフィルムを鉄筋の下に施工する事としました。

結果的にはこの方が楽でした^^

次はベースコンクリートの打設です。