プレカット工場見学
今日はアクアホームの奥村社長のご紹介でアプトシンコーの副社長とお話をさせて頂く機会とプレカット工場の見学をさせて頂きました。
プレカット工場の中を直接見るのは初めてです。
一時間に⑩坪ぐらいのスピードで刻んで行くそうです。
我々が少し前に手刻みで四苦八苦している筋交いの斜めの部分も見る見るうちに刻んでいます。
人類が進化しているかぎり先の未来はもっと機械化が進みます。
過去の歴史からすると脳が想像出来る事はいずれ実現していくと思います。
今の常識は未来の非常識と言っても良いのではないでしょうか?
奥村社長のお陰で一見さん扱いされずにコストも協力して頂けると思います。
本当にありがたいです。
副社長さんの話によると大型パネルの導入の話も有ったそうです。
私の立場からすると大工の最後の砦とも言える墨付けと刻み仕事を奪い賃金をアルバイト並みに下げるきっかけとなったプレカットの出現の次の大工を絶滅させる為のウイルスのように感じます。
そのあたりをあらためて深く考える必要があると思うのです。
大工が皆一丸となって考えるべきことだと思います。
仕事に一生懸命な大工ほどお金儲けに免疫が無いのでなんと素晴らしいものだ!
となるかもしれません。
これが悪い事かと言うとそうではないと思います。
問題はこれに変わる大工しか出来ない技術があるかどうかなのです。
駆体に関してだけではまだ足りない気がします。
そんなこんなで暗中模索の中もう一つ砦となるのはエネルギーだと思っています。
断熱気密住宅に取って雨は最大の敵です。
太陽光パネルを大工がな設置するようにしてその際雨養生も同時にやることを当たり前にする。
そうする事が駆体を守る事につながるからです。
最近は小杉町のSさまのお宅でも採用した屋根材一体型の太陽光パネルもあります。
これは私とうちの大工のゆきおちゃんと二人で設置しました。
他の職方にはきちんと儲けさせてあげて精度をあげつつ地元での生産を促して行くのが正しいと思っています。
そのための情報収集は苦になりません。
そして仲間に伝えて当たり前の性能を当たり前にしたうえで腕を磨いてそこを競い続けます。
そういうシステムを造れたとしたら住まい手は安心なはずです。
物事には必ずメリットデメリットがあります。
メリットを強調して売れるものが売れるというマーケティングの概念を必要な物が売れるというマーケティング手法に変えるという事への挑戦です。
経営センス0もしくはマイナスの私がどこまで出来るのかはわかりません。
今日お話した副社長はマーケティングはプロ中のプロの方で色々教えて頂きました。
私のような個人事業主とは違い多くの従業員の事を最優先されておられる方で自分自身をコントロールする能力がある方だとわかりました。
経営者のバランス感覚を知るきっかけとなり今日も感謝の1日でした😄