北陸富山で高性能住宅を手掛ける「いばやし建築」のブログ

住まいは、安全性(構造強度)プラス快適性(最適な温度と湿度のコントロール)そして長期的にランニングコストが抑えられる家を創ることが重要。決して一般の工務店、ハウスビルダー、大手ゼネコンでは絶対真似のできない住まい創りをコンセプトにしています。

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建設工業新聞さんに掲載して頂きました。

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建設工業新聞さんの担当の方に現場に来ていただいて取材して頂きました。
余計な事も色々お伝えしてしまいましたがプロと言うのは限られた時間の中で正確に私の感情の入った話しと根拠のある部分を分けて私の想像している以上に文の中で伝えて頂けたのには本当に驚きました!
北海道建築技術協会の事や私が何故そこで学ぶ事になったかの経緯も取材をしてくれた方にはお伝えしました。
その上でこれから我々建築のプロがどういう方向を目指すべきかという事もお伝えしました。
現在多くの人は必要だから買うのではなく、売れているから買う叉は会社の規模が大きいから安心だから買うという人が殆どなんだと思います。
それから目に見える部分が良い物でそれを安く買う事を重視している人が過半数という現実があります。
我が地域はそのようなネームバリューをを重視する地域の見本のような地域でもあります。
そのような地域で目に見える事の無い断熱気密や換気を重視して伝える事は容易ではありません、それでもやれることを最善尽くして来ました。
そしたら一人また一人と応援してくれる仲間が増えてきました。
その結果今日のように新聞掲載もしていただけるようにもなってきました。
本当に有り難いと思っています。
そして何故今私のような個人で誰も知らないような大工に目を向けて頂けるのかを少し考えて見ました。
それは多くの人が誇りを無くして保身を身に付けている時代背景があるからではないでしょうか?
僕は組織には属していませんしどこか特定の所から仕事を貰っているような利害関係もありませんから自由に純粋にやりたいことが自分ひとりの決断だけで出来るので利益を考えなければ世界一の性能の家も造る事は可能です。
だから性能もデザインもその場でこうしようと思ったことが実現します。
大手であればあるほどこのルーティンは難しくなる傾向があるから経済優先の構造が根本にあり役に立つことより利益を優先しなければいけなくなるので簡単なローテクの断熱気密の性能にお金と手間をかけられないという極めて馬鹿馬鹿しい現実と矛盾があるから今私のようにリスクを負ってでもやろうとする人が探してもいないような時代だから見つけて貰えばこのように注目して貰えるチャンスがあると言うことだと思います。
今思うことは純粋に本分としての建築を考えて最善を尽くしていれば志の高い仲間が増えてそれに伴って志の高いお客様がついて来てくれるので大きい事は出来なくても価値のある役に立つ事を追求する事を望む人がいるという実績とマーケットを開拓出来るという事だと思うんです。
後は地域の人々に委ねるだけです😄
でもそのためには知らせる努力も必要なので今回の掲載はとても有り難い実績となりました。
無駄にしないように頑張ります!