北陸富山で高性能住宅を手掛ける「いばやし建築」のブログ

住まいは、安全性(構造強度)プラス快適性(最適な温度と湿度のコントロール)そして長期的にランニングコストが抑えられる家を創ることが重要。決して一般の工務店、ハウスビルダー、大手ゼネコンでは絶対真似のできない住まい創りをコンセプトにしています。

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太陽は暖房器具


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今日は富山では貴重な冬の晴れ間です。

 

関東とは違って冬の晴れ間は貴重です。

 

南面のガラスからは一平米あたり700wの熱(コタツと同程度)入ります。

 

私が丹誠込めて作り上げたこのお宅は、連続して日差しがさしていなくてもこのように24℃を越えてきます。

 

エアコンは設定温度になると停止しますので日射取得(ダイレクトゲインと言います。)があるとその分エネルギーは使いません。

 

ドイツや北欧の国よりも我が富山では日照が比較的あるんです。

 

これを過去の気象データとサッシ(樹脂なのか木製かアルミか?)やガラス(トリプル?ペア?シングルか)をそれぞれの開口部の広さと外壁の面積の熱損失から割り出せます。

 

そうすることで設計段階で灯油に換算してどの位の性能なのか?を知ることが出来ます。

 

車でいう燃費の部分はこういう感じで事前に性能を知ることが出来ます。

 

熱損失だけでいうと窓の無い家や小さい窓の家を造ればスペックは高くなります。

 

でも私はぞれでは嫌です。

 

住むのが疲れます、、、。

 

仮に条件の悪い北側であっても景色が良ければ大開口が欲しい!

 

ならば設計者の工夫で補えないか?  

 

それが設計者と造る家の価値です。 

 

私が尊敬する建築家の方が北海道でそういう設計をされておられます。   

 

北海道や全国のリスペクトを見つけて学びながらこれからも富山の高性能住宅を沢山造ります。